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薬害?

いつも来院されている、Aさん。昔から頭痛が酷くて、いくつもの病院や治療院へ通われていた方です。色々な検査を受けたものの、原因はわからない状態でした。当院へ来られた時も駄目もとで来られたようです。カラダを見たり触ったりしてみると確かに首肩周りがパンパンでいかにも具合が悪そうです。おまけに少し緊張が強いみたいで、力が抜けないようです。

お話を聞いてみると、父親が医者だったらしく、薬はいくらでも手に入るみたいで、頭痛薬を毎日朝からしっかりと飲んでいるみたいです。薬を飲んでも特に痛みもなくならず、習慣で飲んでいるとの事でした。「これは原因は薬かも・・・」薬の副作用による、薬剤誘発頭痛を疑い、効きもしないなら私を信じて、薬をやめるように説得しました。それからしばらくすると何年も続いた頭痛はなくなり大丈夫になりました。そんなこんなで、良い調子だったのですが・・・(T_T) 肩こりによる緊張性頭痛からまた薬を飲み始めてしまい、以前の悪いサイクルに入ってしまったのです。しかも今回は・・・。風邪をひいたとの事で、解熱剤や抗生物質、ビタミン剤、整腸剤と色々なものを飲み始めてしまったのです。風邪は長引き、いつまでたっても調子が良くなりません。何度も薬のせいだと説明しても今回はなかなか言うことを聞いてくれないのです(T_T) 現代医学、絶対!というものが本当に根強いですね。風邪などは、何もせずに暖かくしていればそのうちに治るものを、熱や鼻水などを薬で抑えるから、カラダの中で、ずーっとくすぶっているんですよ。まったくもぉ!以前の研究で、風邪をひいた時の対応で、1.薬を飲む 2.漢方薬を飲む 3.何もしない という3つのグループに分けて、どのグループが早く良くなるかという実験をしました。さてあなたはどのグループが一番と思いますか・・・。答えは1番早く良くなったのが、漢方で2番目が何もしない、最後が薬を飲んだグループでした。しかも薬で治ったと思われるグループは症状がなくなった時でもスッキリとは行かなかったとの事でした。風邪は一つの健康法で、カラダが熱を出す事によって、免疫力を高め、ウイルスを弱らせて、尚且つカラダの中の悪いものをいっきに燃やしてしまうのです。大掃除みたいなものですね。うーだからAさんお願いだから、薬をそんなに飲まないでー!!ってあまり言うことを聞いてくれないから、こんなところで発散です。皆さん、自分のカラダを信じてあげて下さいね。

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